冬の雪道で一回転 スピンした日

道路に降り積もり圧雪となっていた雪が、それでも、だいぶ解けてきて、ところどころ、路面も見えているような2月の終わりの頃でした。

 

運転している車の進路に、シャーベット上の雪がたまり、10cmくらいの小山になってるのが見えました。

 

スピードを落とした方がいいかな、と思ったものの、なんとなく…

 

「スタッドレスタイヤをはいてるから大丈夫」

 

という意識もあり、結局、そのまま、あんまりスピードを落とすことなく、シャーベット上の雪を踏みつけて直進しました。

 

ところが、そこから、

 

あっ、

 

と思う間もなく、車は制御の失い、

 

慌ててブレーキを踏んだどころで、今度は、横に滑り出し、ズザザザ、ザザーっと、一回転。

 

ぐるんと回って、除雪で、路肩に積まれていた雪山に、車の鼻先を突っ込んだところで、やっと止まりました。

 

そう言えば、海外のよく知らないメーカーの激安タイヤをはいてるんだった…と思い出したのは、雪の山に車が突っ込んで、止まってからです

 

買ってはいけないスタッドレスタイヤで後悔する時

このように、買ってはいけないスタッドレスタイヤを買ってしまった…と後悔するのは、大抵、事故を起こしてしまってからです。

 

僕の場合は、雪に突っ込んだのが幸いして、怪我もなく、バンパーやら、ボンネットやらが、少し傷ついたくらいで済んだのですが、

 

もしも、あの時、対向車や人を巻き込んでいたら?と考えたら、ゾッとします。

 

最近では、アジアンタイヤをはじめ、いろんな海外メーカーのスタッドレスタイヤも、手軽に買えるようになって来ています。

 

ですが、やっぱり、冬のスタッドレスタイヤは、ある意味、命をあずけるところもあるようなパーツです。

 

値段は、安い方がいい、とは言うものの粗悪品は避けたいところ。

 

そこで、このページでは、車に詳しくない女性でも簡単にわかる「買ってはいけないスタッドレスタイヤの見つけ方」をまとめました。

 

もちろん、タイヤのサイズや種類によっても、多少変わったりするので、絶対的な基準ではありませんが、おおむねの検討をつけるには使えるんじゃないかと思います。

買ってはいけないスタッドレスタイヤの見つけ方

スタッドレスタイヤの場合は、価格と性能が、ある程度、比例していて、例えば、価格と性能をグラフで表すと、以下のような関係になってます。

 

 

 


黒い点、一つ一つが、スタッドレスタイヤの商品だとすると、だいたいは、値段が高くなるにつれて、スタッドレスタイヤとしての性能も良くなる正の相関です。

 

上記のスタッドレスタイヤの価格と性能の関係のグラフに、点の散らばりの真ん中を通るような直線をひけば、例えば、以下のようになります。

 

 

スタッドレスタイヤの価格と性能の関係

 

スタッドレスタイヤの個々の商品を細かく見れば、平均よりも割安とか、平均よりも割高とか、多少はあるものの、全体としては、価格と性能が正比例のような関係になってるイメージです。

 

おおむね、

 


高いスタッドレスタイヤほど、品質が良く、
安いスタッドレスレスタイヤほど、品質が悪い

 

…という関係になっているので、買ってはいけないような粗悪品も、安いスタッドレスタイヤの中にあります。

 

 

その関係をグラフで表せば、以下のようなイメージです。

 

 

買ってはいけないスタッドレスタイヤの価格帯

 

高機能なスタッドレスや、標準的なスタッドレスには、日本や欧米のタイヤメーカーの商品が入ります。

 

そして、品質と価格が比例しているので、要注意や、買ってはいけないレベルのスタッドレスタイヤも、ある程度、値段で検討をつけることが出来る…というわけです。

 

あなたの車に合うスタッドレスタイヤの場合で調べよう

それでは、ここからは、あなたの車に合うスタッドレスタイヤで、要注意や、買ってはいけないレベルの値段の調べ方です。

 

それには、TIREHOOD(タイヤフッド)というタイヤの通販サイトを使うのが便利です。

 

TIREHOODは、タイヤを通販で購入して、あなたの地元のガソリンスタンドや、車屋さんなどで取り付けもお願いできるサービスですが、取り扱ってるメーカーは、一流ブランドのみです。

 

 

上記のグラフで言えば…

  • 高機能なスタッドレス や
  • 標準的なスタッドレス

に入るタイヤメーカーばかりです。

 

つまり、TIREHOODで、あなたの車に合うサイズのスタッドレスを探せば、標準〜高機能レベルのタイヤの「通販での値段」がわかる、というわけです。

 

買ってはいけないスタッドレスの値段の目安

TIREHOODで見つけたスタッドレスタイヤの中で、一番安い値段を見て下さい。

 

おおむね、その値段の半額以下のスタッドレスタイヤが、買ってはいけないレベルになります。

 

 

 

 

半額より高く、一番安い値段までの間の価格帯のスタッドレスタイヤは要注意レベル。

 

安くは買えるものの「スタッドレス」と過信せず、スピードを控えめにしたり、ブレーキを早めにしたり、注意して運転するのがおすすめです。

 


僕がスピンした時にはいてたスタッドレスタイヤは、今から、考えると、要注意レベルのスタッドレスタイヤでした。

日本の冬の雪道なら、やっぱり、国産スタッドレスの方が安心

以下は、TIREHOODで取り扱いのある主なタイヤメーカーの一覧です。

 

タイヤメーカー 創業国 創業年 公式サイト
ブリヂストン 日本 1931年 ブリジストンの
スタッドレス
ヨコハマタイヤ 日本 1917年 ヨコハマタイヤの
スタッドレス
ミシュラン フランス 1889年 ミシュランの
スタッドレス
ダンロップ イギリス 1889年 ダンロップの
スタッドレス
トーヨータイヤ 日本 1943年 トーヨータイヤの
スタッドレス
コンチネンタルタイヤ ドイツ 1871年 コンチネンタルの
スタッドレス
ピレリ イタリア 1872年 ピレリの
冬タイヤ
グッドイヤー アメリカ 1898年 グッドイヤーの
スタッドレス
ハンコックタイヤ 韓国 1941年 ハンコックの
スタッドレス

 


日本と海外の一流タイヤブランドばかりとは言え、スタッドレスタイヤの安全性だけで考えると、やっぱり、日本の冬道でテスト出来ている日本のメーカーの方が安心です。

 


例外的に、ミシュランは、フランスのメーカーですが、北海道の凍結路面でスタッドレスタイヤをテストしています。

 

ただし、日本の凍った路面で、何回もテストし、よりよく止まる発泡ゴムや、トレッドパターンを研究しているということは、その分だけ開発費もかかります。

 

開発費がかかれば、それを回収しなければならないので、凍った路面でも制動距離が短いような高機能のスタッドレスタイヤは、往々にして、値段が高くなっている…というわけです。

 

とは言え、買う方としては、あまりに値段が高いと、予算オーバーになってしまうこともあるので、タイヤの特性や、買った人の口コミなども見つつ、どのあたりの価格帯で、折り合いをつけていくかが問題ですよね。

 

そういった意味では、TIREHOODには、すべての商品ではありませんが、買った人の感想と評価も、たくさん投稿されているので、どのタイヤにするか選ぶ時に参考になると思います。

 

タイヤを買った人のそのタイヤへの評価は、各タイヤの詳細ページのユーザーレビューのコーナーから見れます。

TIREHOODのスタッドレスタイヤが安い理由

ところで、TIREHOODで、自分の車に合うスタッドレスタイヤを検索してみると、実店舗で見かけるブランドタイヤより、値段が安いことが多々あるんじゃないかと思います。

 

「なんで安いのかな?」

 

…と思う方もいらっしゃるかもしれないので、以下に、TIREHOODが安い理由をまとめました。

 

通販なので安い

通販だけなので、実店舗で販売する時のような人件費や管理費がかからず、その分だけ、タイヤを安く販売することが出来ています。

 

大量仕入れできるので安い

タイヤ通販サイトの「TIREHOOD」は、株式会社BEAD(ビード)さんが運営しています。

 

株式会社BEADは、オートバックスを運営する「オートバックスセブン」さんと、三菱商事のグループ企業「カーフロンティア」さんとの合弁会社です。

 

信頼性と資本力があるので、タイヤメーカーからタイヤを、一括で、大量に仕入れることが出来ます。

 

大量仕入れが出来れば、仕入れ値も下がるので、結果的に安く販売することが出来るというわけです。

 

スタッドレスタイヤの製造年月日

通販で、スタッドレスタイヤを買う場合は、古いタイヤかどうかも気になりますよね。

 

TIREHOODでは、残念ながら、製造年月日を指定して、タイヤを買うようなことは出来ません。

 

ですが、取り扱っているタイヤは、製造から2年(104週)以内の商品とのことです。

 

TIREHOODでは原則として、製造から2年(104週)以内の商品を供給しております。

 

適正な状態で保管された新品タイヤで品質等に問題はないため、ご安心ください。

 

 

未使用のまま保管されたスタッドレスタイヤに関しては、ブリジストンが、保管の仕方が適切であれば、3年間は、同程度の性能を保つ、として、その実験結果を公表しています。

 

スタッドレスタイヤの保管期間と制動距離

 

※グラフは、ブリジストン「乗用車用タイヤの在庫期間中の性能変化について」より引用

TIREHOODで取り扱いのあるスタッドレスタイヤ サイズ一覧

12インチ
145/70R12
145/80R12
145/R12 6PR
155/70R12
13インチ
145/80R13
145R13
155/65R13
155/80R13
165/65R13
165/70R13
165/80R13
14インチ
155/55R14
155/65R14
165/55R14
165/60R14
165/65R14
165/70R14
175/65R14
175/70R14
185/70R14
15インチ
145/65R15
165/50R15
165/55R15
165/60R15
165/65R15
175/65R15
175/80R15
185/55R15
185/60R15
185/65R15
195/65R15
195/80R15
195/80R15 107L
16インチ
165/50R16
175/60R16
175/80R16
185/55R16
195/50R16
195/55R16
195/60R16
205/55R16
205/60R16
215/60R16
215/65R16
265/70R16
17インチ
195/45R17
205/55R17
215/45R17
215/50R17
215/55R17
215/60R17
225/45R17
225/50R17
225/55R17
225/60R17
225/65R17
18インチ
215/40R18
215/45R18
225/40R18
225/45R18
225/50R18
225/55R18
235/50R18
235/55R18
235/60R18
245/40R18
19インチ
245/40R19